「もしかしたら、気づかないところで
エネルギーを奪われているかもしれない」
…と聞くと、どう思いますか?
もしかしたら、
「そんなホラーみたいな話、ほんと?」
なんて思う人もいるかもしれません。
でも、エネルギーバンパイヤは
決して特別な存在じゃなくて、
実はあなたのすぐ近く、たとえば家族や友人、
職場の同僚、SNSの相手…
あらゆる人間関係の中に“潜む”ものなんです。

この記事を読んでいる方の中にも、
「あれ、私、最近なんだかよく疲れるんだよな」
「人と話すとヘトヘトになることが多い…」
と感じている人がいるかもしれません。
そこで今回は、
「エネルギーバンパイヤって何者なの?」
という基本的なお話と、
「どんな人が特に狙われやすいの?」という
具体例を中心にお伝えしていきます。
これを知っておくだけで、
あなたの“元気”を守る術がグッと増えるはずです。
エネルギーバンパイヤとは?
~無自覚に人の気を奪う存在~
エネルギーバンパイヤ(以下、エネバン)は、
他人の“エネルギー”を吸い取ることで、
自分のエネルギー不足を補おうとする人のこと。
怖いイメージがあるかもしれませんが、
本人に悪意がないケースも意外と多いんですよ。
誰だって落ち込んだり不安になったりすると、
誰かに話を聞いてほしくなるし、
元気を分けてもらいたいと思いますよね。
でも、それが行きすぎると、
相手からエネルギーを奪い取る
“エネバン”化が進んでしまうわけです。
僕はエネルギーワーカーとして、
いろんな方のお悩みや相談に乗ってきましたが、
エネバンに苦しめられている人は本当に多い。
「会社の同僚がネガティブな話ばかりで辛い」
「家に帰ると家族に心配されすぎて逆にしんどい」
「SNSで常にDMが来て、相手の悩みを聞かされ続ける」…etc.
ポイントは、
「相手が無意識のうちに自分を満たそうとしてくる場合もある」
ということ。
だから一概に「エネバンが悪!」
と言えない難しさがあるんです。
でも、僕たちは仕組みを知っておくだけで、
ずいぶん対処しやすくなるんですよ。
母親が“愛情”のつもりでバンパイヤ化?
~僕が見てきた具体的ケース~
僕のところによく寄せられる相談のひとつが、
「母親が子どもを心配するあまり、
本人も子どもも疲れ果ててしまう」というパターン。
「子どもが出かけるたびに
“危ないからやめなさい”と口を出してしまう…」
「進路のことでネガティブなイメージばかり話しては、
“失敗しないか”“将来大丈夫か”と問い詰める…」
たとえば、
あるクライアントさんはこう言っていました。

母から“今日は寒いから外に出たら風邪ひくわよ”“試験で落ちたらどうするの?”と毎日言われて、息苦しかった。
母は悪気がないんです。
でも、気づけば自分も落ち込みがちになり、やる気も出ず、本当に何もかもが面倒に感じるように…
これは、母親が“愛情”や“心配”の名のもとに、
知らず知らず子どものエネルギーを
奪ってしまっている例なんですよね。


子どもからしたら、
「自分を信じてもらえてない」と感じるし、
気づかないうちにモチベーションが削がれていく。
結果として、母親のほうも
どんどん不安が増す
↓
もっと干渉する
↓
子どもが疲れる…
という負のループに陥ってしまうわけです。
エネルギーバンパイヤが狙う
“エーテル体”って何?
僕たちは肉体の外側に
いくつかのエネルギーボディを
持っていると考えられています。


- エーテル体(肉体の気・生命エネルギー)
- アストラル体(感情)
- メンタル体(思考、知性)
- コーザル体(高次の自分、魂)
エネバンがいちばん奪いやすいのが
“エーテル体=元気の源”です。
ここが奪われると、体がだるく感じたり、
集中力が落ちたり、
ネガティブ思考にひきずられやすくなったり…
いわゆる「気が枯れる(ケガレる)」状態になってしまう。
こんな人が要注意!
エネバンに狙われやすい5つのタイプ
ところで、エネルギーバンパイヤは
“優しそうな人”を見分けるのがうまいんです。
次に挙げる5つのタイプに該当する人は、
特に自分の“気”を守る意識をもってほしい。
- 共感力が高い人
- 友人や家族の悩みを、
自分のことのように感じやすい。 - 気づかないうちに、相手の重たい感情を
背負ってしまい、疲れてしまう。
- 友人や家族の悩みを、
- 優しく断れない人
- 頼まれたらNOと言えず、
引き受け過ぎてしまう。 - エネバンは「この人なら断らない」と
分かっているからこそ、エネルギーを吸い取りにくる。
- 頼まれたらNOと言えず、
- 自分より他人を優先する人
- 「人を助けたい」「相手を笑顔にしたい」
という思いが強い人。 - 自分を後回しにするため、
気づいたときには自分のエネルギーが
スッカラカン…ということに。
- 「人を助けたい」「相手を笑顔にしたい」
- 自尊心が低い人
- 「認められたい」「好かれたい」
という気持ちが強く、
相手の要求を無理にでも叶えようとする。 - 自信がない分、相手に尽くしすぎてしまい、
そのぶん気を吸い取られがち。
- 「認められたい」「好かれたい」
- 感受性が強い人(HSP傾向のある人)
- 周囲の感情や空気感に敏感で、
自分とは関係ないことであっても
“負の感情”をまるで自分のことのように
受け止めてしまう。 - 何気ない会話でも、
かなり消耗してしまうリスク大。
- 周囲の感情や空気感に敏感で、
もしあなたが「うわ、これ自分じゃん…」と
ドキッとしたなら、まずは知っておくだけでOKです。
自分がどんなタイプか分かっていれば、
エネバンに“無自覚に巻き込まれる”のを防ぎやすくなるから。
エネルギーバンパイヤは悪者じゃない?
~人間らしさとの付き合い方~
ここまで聞くと、
「なんだかエネバンって悪い奴!」と感じるかもしれません。
もちろん、意図的に他人を消耗させるケースもあるけれど、多くの場合は相手も無自覚。
心配や不安、孤独感、承認欲求など、
人間なら誰しも感じる心理が絡み合って
生まれるのがエネバンなんです。
だからこそ、
“対話”や“セルフケア”などを通じて、
こちらが上手に境界線を引きながら付き合うことが大切。
実は僕自身、昔は共感力が高すぎて、
何かと人の問題を抱え込むタイプでした。
相談を受けると「なんとかしなきゃ!」と
頑張りすぎて、クタクタになっていたんです。
でも、エネルギーの仕組みを学び、
実践してからは
「ここから先は相手自身が抱える部分」
「ここまでが僕ができる範囲」と
区切りをつける練習をするようになりました。
そうすると不思議と、
人間関係が楽になるだけでなく、
僕自身がスムーズにサポートできるようになったんですよ。
次回予告:
エネルギーバンパイヤに
奪われた“気”をどう取り戻す?
「じゃあ、実際にエネルギーバンパイヤから
エネルギーを守るにはどうしたらいいの?
すでにかなり疲れてしまってるんだけど…」
と思う人もいるよね。
大丈夫。
エネルギーは回復できるし、
エネバンの影響を最小限に抑える方法もあるんです。
次回(第2部)では、
- エネルギーバンパイヤと
距離を上手に取るためのコミュニケーション術 - “気”の浄化&回復に役立つ
具体的なメソッド(酒風呂や自然エネルギーの取り入れ方など) - エネルギーの仕組みをさらに深く知る(E=mc²との関係 etc.)
…といった、
「奪われたエネルギーをどう取り戻し、高めるか」
をたっぷり解説する予定です。
僕がこれまで実際に体験したことや、
クライアントさんが
劇的に元気を取り戻した例なども
シェアしていくので、どうぞお楽しみに。


知ることから始まる、
エネルギーを守る第一歩
- エネルギーバンパイヤはけっして
特別じゃなく、意外と身近にいる。 - 共感力が高い・断れない
他人を優先しがちな人こそ要注意。 - “愛情”や“心配”が裏目に出て
エネバン化するケースもあるので、
人間関係の仕組みを理解しておくと◎
まずは
「なるほど、エネバンってこういうものなのか」
と気づくだけでも、
だいぶ客観的に対処しやすくなります。
どうかこのブログが、
あなたの“気”を守り、
もっと軽やかに生きるための
最初のヒントになれば嬉しいです。
次回もぜひ読んでみてくださいね。
あなたの中にある“エネルギー”を
しっかり取り戻す方法を、
一緒に探っていきましょう!