こんにちは。城間です。
これまでにセッションを通じて、たくさんの人の人生を見てきました。
1人ひとり色んな人生ストーリーがあるのですが、セッションのたびにその人生に触れ、サポートさせていただく中で「人生を上手くいっている人」と「上手くいかない人」がいることに気づきました。
その違いはなんだろうっと、ずっと研究してきましたが、結論としては、「エネルギー」を上手く活用できているか、特にエネルギーの循環ができているかどうかという結論にたどり着きました。
以前、簡単にエネルギーの概念を↓記事にしましたが、
今回は人生を成功させる為の秘訣のエネルギーの循環について具体的に解説していきますね。
エネルギーの概念
まずはエネルギーの概要について説明していきます。 エネルギーとは、基本的な力であり、物事の創造に関連しています。
元々ある何か、つまりエネルギーが物質化して現実となります。
例えば、価値ある何かを提供し、お客様が満足することで、その感謝や満足感が物質化してお金になることがあります。エネルギーが高まると、新しいアイディアやノウハウが生まれます。恋愛においても、エネルギーがあると、出会いに変わることがあります。つまり、エネルギーがなければ、お金もなく、知恵も生まれず、才能も開花しないということです。
より具体的に説明していくと、以下のような感じです。
エネルギーとお金
あなたが一生懸命に働いて、その結果として給料をもらう時、それは実際にはあなたの「労働エネルギー」がお金という形に変わっているんです。あなたの努力、時間、スキルが、具体的な価値としてお金に変換されているわけですね。
また、アーティストが素晴らしい絵を描くときも、そのクリエイティブな「創造エネルギー」が、絵が売れた時にお金という形に変わります。彼らの才能や感性が、物質的な価値に変換される瞬間です。
さらに、ビジネスマンが新しいプロジェクトを成功させたとき、その「知的エネルギー」が会社の利益となり、それがボーナスとして彼に還元されることもあります。
僕たちが何かをするたびに、その行動や思考、感情といったエネルギーは、目に見える形、つまりお金という形に変わる可能性があるんです。
エネルギーと感情
エネルギーが感情に変わるって、ちょっと考えるとすごく面白いですよね。僕たちの体験する感情って、実は僕たちの持ってるエネルギーが変化した姿なんです。
考えてみてください。ある日、何かがうまくいかなくて「悔しい!」と感じたり、逆に何かを成し遂げて「やったね!」と感じる瞬間。これらの感情は、僕たちのエネルギーが感情という形に変換されているんです。
でも、この感情のエネルギーって、実は結構扱いにくいんですよ。なぜなら、僕たちのエネルギーの中で、感情は一番無駄に消費されやすいから。例えば、怒りや悲しみ、そして満足感やワクワクするようなポジティブな感情も、実は大量のエネルギーを使ってしまうんです。
感情を持つこと自体が悪いわけじゃないんですけど、大切なのは、どうやってその感情のエネルギーを上手に使うか。ちょうど蹴鞠をしているみたいに、来たエネルギーをそのまま返すような感じですね。感情が高まったときに「イェーイ!」と全部出しちゃうと、そのエネルギーが漏れて無くなっちゃうんです。
だから、感情があるのはとても大切で、必要な時もあるんですけど、そのエネルギーをどうコントロールするかがポイント。感情を全部抑える必要はないけど、感情に流されずに、エネルギーを上手に使っていくことが大事なんです。
エネルギーとビジネス
ビジネスの世界で成功する秘訣の一つは、どうやって自分のエネルギーを使うかにあります。
多くの人は日々の小さな不満や問題にエネルギーを使ってしまっています。これってまるで、美味しいご飯を消化するために使うエネルギーみたいなもの。大切なのは、そのエネルギーをもっと生産的な方向へ向けることなんです。
たとえば、あなたがビジネスをしていて、難しいお客さんに出会ったとしましょう。そこでイライラするエネルギーを使うのではなく、そのお客さんをどうやって満足させるか、どうやって喜ばせるかにエネルギーを使うんです。これがポイント!
実は、ビジネスで成功するためには、エネルギーをどこに注ぐかがすごく重要なんです。問題を解決するためのクリエイティブなアイデアを生み出したり、新しいビジネスチャンスを見つけたりするためにエネルギーを使うんですね。
つまり、ビジネスでは、エネルギーをただ消耗するのではなく、それを賢く使って大きな成果を生み出すことが求められるんです。ちょっとした視点の転換で、エネルギーがビジネスの大きな力に変わるんですよ。
エネルギーと人間関係
エネルギーって、僕たちの人間関係にもすごく大きな影響を与えるんですよ。特に親子関係やパートナーシップなど、身近な関係ほど、その影響は顕著に現れます。
まず、人に気(エネルギー)をかけるというのは、その人に注意を向け、関心を持つことを意味します。これをすることで、信頼関係が深まるんです。たとえば、あなたが大切な人との会話に真剣に耳を傾けるとき、あなたのエネルギーが相手に伝わり、相手もあなたをより信頼するようになります。
夫婦関係においても、エネルギーの循環がとても大切。お互いに気を配り、支え合うことでエネルギーが循環し、その結果としてビジネスもうまくいきやすくなるんです。夫婦間でお互いにサポートし合うことで、心に余裕が生まれ、ビジネスに対する取り組み方もポジティブになります。
一方で、親がエネルギー不足になると、子供からエネルギーを吸うことがあります。これは、親自身がストレスや疲れでエネルギーが不足しているときに、無意識のうちに子供のエネルギーに頼ってしまうことを指します。これが長期間続くと、子供の成長や発達に影響を与えることもあるので、注意が必要です。
エネルギーは僕たちの人間関係に大きな影響を及ぼします。お互いにポジティブなエネルギーを分け合い、健全な関係を築くことが、幸せな家庭生活や充実した人間関係の鍵なんですね。
エネルギーの循環について
これまで、エネルギーの概念について詳しく説明してきましたが、今度はそれをどう効率良く循環させていくかということについて説明していきます。まずは、わかりやすいように物理的なエネルギーについて説明していきますね。
まず、僕らが使っているエネルギーは、一部を除いて、ほとんどが「太陽」からもらっているのです。太陽は、「光エネルギー」を地球に供給してくれていて、そのエネルギーが、色々な形に変換されていくわけです。
例えば、光エネルギーを、海の水が吸収すると、「熱エネルギー」となり、温度を上昇させます。やがて、水は蒸発して、雲になります。質量を持つ物質が低いところから高いところに行くほど、「位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)」を持つという事になります。
位置エネルギーは、雨になると、「運動エネルギー」に変わります。(速度を持つという事は、運動エネルギーを持つという事で、物体を高いところから落下させると、位置エネルギーは運動エネルギーへと変換されるのです。)
雨は、例えば山に降り注いだら川になって、そこで水力発電をしたら「電気エネルギー」に変わります。あるいは、光エネルギーは、植物が光合成をする事によって、「化学エネルギー」に変わります。(セルロースなどです。)
このように、エネルギーは、形を変えて色んなものに変化していきます。
そして、僕らが生命活動を行うには、外部からエネルギーを取り込んで、それを色んな事に使っているわけです。
つまり、
・外部からいかにして多くのエネルギーを供給するか
・それをどれだけ効率よく使えるか
が重要になってくるわけです。
しかし、僕らは、その辺にあるものからいつでもエネルギーを取り出して使える、というわけではありません。
(そんな事ができたら、電力会社は要らないですよね。)
・・・と、さて、今は「物理」におけるエネルギーの話をしました。そして、色んな形を取るエネルギーの中で、最も扱いづらく、多くの人が無駄に消費しているもの。それが「感情」なのです。
感情を循環させる
エネルギーを感情に変換させた時、多くのエネルギーを消費している事になります。
「悔しい」「辛い」「腹が立つ」と言った、ネガティブな感情だけではなく、「満足感」さらには「わくわく」まで、大きなエネルギーを消費してしまうのです。
エネルギーを循環させているということは、蹴鞠(けまり)をやっているようなもので、来たエネルギーをそのまま返していく事です。
「イェーーイ!!!」といった喜びの感情は、来たエネルギーをそのまま漏らしている、という事になります。
ただ、感情が全て悪いというわけではなく、必要な時もあります。ですので、決して「感情が一切ない冷血な人間を目指しましょう」と言っているわけではありません。
ただ、ネガティブな感情だったり、満足感だったりで、エネルギーが無くなってしまうのは勿体無いですよね。なので、「一旦、感情をエネルギーに戻す」という事が重要になってくるわけです。
「感情をエネルギーに変える」・・・って難しいことのように聞こえます。実際の所、意識できるまでには時間がかかります。
それをどうするか・・・というと、
- 自分の感情に気づく
- ネガティブな感情の中に隠れているポジティブな側面を探る
- 自分自身を許す
ということが有効になります。
- 自分の感情に気づく
-
まずは、自分の感情に気づくことから始めます。怒りや悔しさ、喜びやワクワクなど、どんな感情もまず認識しましょう。海の波のようにやってくる感情を、ただ静かに見つめ、受け入れるのです。これにより、感情は扱いやすい形に変わります。
- ネガティブな感情の中に隠れているポジティブな側面を探る
-
次に、ネガティブな感情の中に隠れているポジティブな側面を探ります。たとえば、失敗から得られる教訓や、新しい挑戦に対する勇気など、感情の中に秘められた価値を見つけ出しましょう。これは、暗い夜空に光る星のようなもの。暗闇の中にも光は存在するのです。
- 自分自身を許す
-
最後に、最も大切なことは「自分自身を許す」ことです。僕たちは皆、感情を持つ人間です。自分の感情を否定するのではなく、それを認め、受け入れることが重要です。
例えば、怒りを感じたら、「今の自分は怒っているんだな」と受け入れ、それを悪いことだと自己責任にするのではなく、「人間だもの、感情があるのは自然なこと」と自分自身に優しく語りかけるのです。自己批判を手放し、自分を肯定することで、感情は自然とポジティブなエネルギーに変わっていきます。
感情は私たちの中にあるパワフルなエネルギー源です。
時には難しく感じるかもしれませんが、感情を上手にエネルギーに変換することで、僕たちの生活はより豊かに、より楽しくなります。自分の感情に気づき、それを認めて受け入れることから始めましょう。
そして何より大切なのは、自分自身を許すこと。自分の感情を否定せず、自然なものとして受け入れましょう。「私は今、これを感じているんだ」というシンプルな受容が、感情をポジティブなエネルギーに変える鍵です。
この一連のステップを通じて、感情をエネルギーに変換することができれば、エネルギー効率が高まり、より満たされた人生を送ることができるようになるんです。
まとめ
エネルギーの循環を考えるとき、重要なのはエネルギーを効率的に使うことです。今回は感情の循環について具体的に書きましたが、別の記事で他のエネルギーの循環について記載していきますね。
なお、感情の循環については、どんな時にエネルギーが上がり、どんな時に下がるのかを意識することで、感覚を養うことが大切です。あなたは日々、どのようにエネルギーを使っていますか?
効率的なエネルギーの使い方に気を付けて、日常生活を豊かにしましょう。