こんにちは、城間です。
前回は、リーディングを
・身につけるメリット
・上達の秘訣
についてお伝えしていきました。
リーディングの基本的な内容から
解説していますので、
「リーディングについて
まだ上手く説明できない」
という方は、
ぜひご覧ください。
リーディングは相手の技術を読むだけでなく、
自分に合う人がわかったり、
自分自身の心も体も癒してくれる、
とても優れたヒーラーの技術です。
しかし、使い方を誤ると
- リーディングに過度に依存してしまう
- 「恐怖心」を抱かせ、人をコントロールする
- 相手に正確な情報を提供することが難しくなる
今回は使い方を誤らないための、
3つの注意点をお伝えしていきます。
リーディングへの過度な依存
まず1つ目の注意点は、
「物事の判断を全て、
リーディングで決めようとしてしまう」
ということです。
リーディングが非常に役立つからといって、
物事の判断を全てリーディング任せにしてしまうと、
自分の考えがわからなくなります。
これは宗教に依存している人を
考えるとわかりやすいと思います。
宗教に入信すると、
独自の教えや儀式があります。
宗教に依存している人は、
教えや儀式に熱心に取り組むことで
目標達成や、現実で問題となっていることの
解決につながると思い、
自分で考えることを放棄します。
リーディングも非常に役立つからといって
物事の判断をリーディングに頼りすぎてしまうと
自らのアタマで考えることを放棄してしまうことになり、
その結果、自分は何を思い、
何を考えているのかがわからなくなってしまうのです。
このように、
リーディングはとても優れた技術であるからこそ、
過度に依存することなく、
自分の直感や判断も
大事にしていきましょう。
恐怖心が芽生えてしまう
2つ目は、
リーディング通りに生きないと、
失敗とか、災いが起きてしまうのではないか
という「恐怖を感じてしまう」ことです。
子育ての例で考えてみますね。
例えば長男と次男がいるとします。
長男はスポーツ万能、成績優秀。
何をやっても、なんでも出来てしまう。
超エリート型タイプ。
一方、弟は、
何をやっても不器用。
勉強もいまいち出来ない。
スポーツも得意ではない。
こういった息子を二人持っていたとき、
決していいことではないけど、
無意識的に、その息子たちに対して
優劣をつけてしまうことは
あるのではないでしょうか?
「なんでお兄ちゃんみたいにできないの」
そうやって、何度も子供を
頭ごなしに叱ってしまうと、
子供からしたら、
「親から怒られたくない、嫌われたくない」
という気持ちが出てきてしまいますよね。
これが何年も続いてしまうと、
子供は、親の前でいい子を演じたり、
親の顔色を伺うようになってしまうのです。
親の立場から見たら、
「自分の言うことを聞いてくれる素直な子」
と思ってしまいますが、
これは、
「親に嫌われたくないという恐怖心」を
子供に与えることで、
子供をコントロールしていることにすぎないのです。
リーディングも一緒です。
リーティングを信じ切っている人に対して、
「このままいったら、あなたヤバいよ」
と何度も何度も伝えると、
相手からしたら
「ヤバいのかもしれない」と
恐怖心が芽生えてきますよね。
そうやって相手の恐怖心を煽ることで、
人はコントロールできてしまうのです。
ですが、私たちがリーディングを行う目的は、
相手をコントロールすることではありません。
相手の心身を癒し、
明るくなって、前向きな変化を促すことが
リーディングの真の目的です。
なので、リーディングをするときは、
相手に恐怖を芽生えさせて、
相手をコントロールしていないか
ということには、注意してみましょう。
エゴや先入観を外したら
3つ目は、「自分のエゴや先入観が入る」ことです。
リーディングを行う際は、
自分自身のエゴや先入観が入ると、
リーディングの精度が下がります。
そうなると、
相手に正確な情報を提供することは難しいです。
ただ、リーディングに限らず
僕たちはさまざまなものを
自分のエゴや先入観でみてしまいがちです。
例えば人間関係でも、こんなことはありませんか?
「あの人は自分とは正反対の性格だから
合わないだろう」
「友人Aは〇〇だから、◇◇はしないだろう」
エゴや先入観で見てしまうと
相手の本来の価値観や性格などがわかりません。
本当の性格の良さとか、
相手の良い部分とか、見えてこなくなります。
これは非常にもったいないですよね。
苦手な人や嫌いな人であっても、
あえて話しかけてみたり、
フレンドリーに接してみたら、
相手のステキな一面が見えてきます。
親しい友人や身近な家族と話しているときも、
今までは見えてなかった
意外な趣味や考え方を発見できるかもしれません。
このように、
自分のエゴや先入観を入れないで、
目の前の人と接することで、
その人の真の魅力が分かってくるものです。
リーディングも同様で、
そこに自分のエゴや先入観が入ってしまうと
正確にリーディングすることはできません。
あくまで中立の立場を保ち、
冷静で客観的な視点を持っているから、
相手のエネルギーだったり、
その人の内側に隠されている情報を
感じ取ることができるのです。
今回の記事ではリーディングを使う際の
3つの注意点についてお伝えしました。
全てを完璧に実践することは難しいですが、
この3つのポイントは、
良いリーディングをする上では欠かせないので、
ぜひ注意していきましょう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。