親の監視カメラはもういらない──心の枠を外し、“本当の自分”で生きるためのガイド

こんにちは、
エネルギーワーカーの城間大輔といいます。

あなたの“監視カメラ”は
何ですか?

突然ですが、
あなたは日々生きていく中で

「まるで誰かに見張られているような気がする」

「こうしたら怒られるかも…と勝手に想像してチャレンジをやめてしまう」

こんなこと、ありませんか?

たとえば、こんな感覚です。

  • 親に「○○大学に行ってほしい」と言われ続けたため、
    無意識に「挑戦して失敗したらガッカリされるかも」と怖くなる。
  • 上司や先生がいつも頭の中にいて、
    「こんなことやったら“非常識”だと思われるかもしれない」と腰が引けてしまう。
  • SNSやブログに自分の本音を発信したいけれど、
    どこかで「親(あるいは知り合い)に見つかったらどうしよう…」と躊躇してしまう。

これらは、
いってみれば“監視カメラ”のようなもの。

あなたの頭の上か心の奥に、
小さなカメラが設置されていて、

常に誰かが
モニタリングしているかのように感じる──

そうすると、
人は失敗や批判を極端に恐れてしまい、
“本当の自分”を表現できなくなるんです。

僕自身も長い間、
「親の期待」という
監視カメラに縛られて生きてきました。

しかしそれをぶっ壊し、
「僕は僕の道を歩く」と決めた瞬間、
人生が大きく変化したんです。

今日はそのストーリーと、
“監視カメラ”をぶっ壊すための
具体的なヒントをたっぷりご紹介します。

目次

親の期待はいつから始まった?──幼少期に植え付けられた思い込み

あなたは、
幼稚園や小学校の頃から

「○○しちゃダメ」

「いい子でいなさい」

と言われ続けた経験はありませんか?

僕はまさにそういう子どもでした。

  • テストで高得点を取る
  • 学校で褒められる
  • 親に褒められる

一度褒められると、
次も期待に応えないといけない──

そんなプレッシャーが、
幼少期からずっと根づいていたんです。

最初は「褒められて嬉しい」気持ちしかないんですが、

それが続くうちに
「失敗したら怒られる、見放されるかも」
という恐怖に変わっていきます。

こうして、
気がつけば

“親の期待に応えるのが当たり前”

という思い込みが完成する。

するとどうなるか?

いつの間にか、
親の視線(監視カメラ)が
常に頭の上にあるような意識

ができあがるわけです。

僕のストーリー:優等生だった学生時代と、挑戦を避ける人生

僕の場合、
学生時代は周囲から見れば
「優等生」に見えたと思います。

勉強はそこそこできて、
派手なトラブルもなく、
部活でもそつなくやっていました。

だけど、
その裏にはいつも

「失敗したら怒られる」という恐怖

がありました。

  • 友達が「こんな面白いことやってみない?」と誘ってくれても、
    「いや、親に見つかったらどう思われるだろう」と思って断る。
  • 何か新しいことを始めたいとき、
    わざわざ頭の中で
    「いや、それって“いい子”のやることじゃないかも…」
    と検閲してしまう。

そんなふうに過ごしてきたので、
冒険やハラハラドキドキするような出来事は
極力避ける人生でした。

実際、「いい子キャラ」としては
優等生だったと思います。

でも同時に、ワクワクも少ない人生。

子どもながらに、

これが僕の本当の人生なのかな?

とモヤモヤしていました。

コロナ禍をきっかけに“監視カメラ”の存在に気づく

大人になり、
社会人として無難に生活してきた僕でしたが、

2020年のコロナ禍が訪れたとき、
自分の人生を大きく見直すきっかけが訪れました。

多くの人が
「このままじゃ嫌だ」
「いつ何が起こるかわからない」
と感じた時期だったと思います。

僕も例にもれず、

「もっと自分らしく生きたい」

「もっと面白い人生を歩きたい」

と強く思うようになりました。

そのとき初めて
ハッキリと気づいたんです。

「ああ、僕は“親の期待”という
 監視カメラに怯えて、

 ずっと無難な道だけ
選んできたんだ…」

コロナ禍の不安定さがかえって、
「今までの人生、本当にこれでいいのかな?」
という疑問を大きくしてくれたんでしょう。

こうして、僕は会社を退職し、
起業することを決意するに至りました。

スピリチュアル業界へ飛び込む勇気と、借金300万の洗礼

起業をすると決めたはいいものの、
最初からスムーズにいったわけではありません。

むしろ、けっこう派手に失敗しました。

繊細で傷つきやすい性格が影響して
営業が全くできず。

大きな借金も抱え、
当初は「やっぱりやるんじゃなかった…」と
落ち込むことも多かったです。

当然、そんな僕の姿を見て
周り(親含む)は心配するでしょう。

そこでまた

ああ、親がガッカリするかも…

という思いが頭をよぎる。

結局、ビジネスを始めたはずなのに、
根っこのメンタルブロックは
まだしっかり残っていました。

そんなとき出会ったのが、
エネルギーワークやスピリチュアルという世界。

最初は「本当に効果あるの?」
と半信半疑だったけれど、

自分で体験してみると、
驚くほど心が軽くなり、

「本当にやりたいこと」を
はっきり感じられるようになったんです。

エネルギーワークとの出会いで開花した才能

エネルギーワークや
ヒーリングと呼ばれる分野では、

「人のエネルギーを整える」
「心の枠を外すサポートをする」

こんなことができます。

これが不思議と僕には向いていて、
驚くほど短期間で
自分自身の能力を開花させることができました。

借金まみれだった状況から一転、
スピリチュアル業界に転職し
エネルギーワーカーとして活動すると、

多くの方が
セッションを求めてくれるようになり、

僕は「ああ、ここに僕の使命があったんだ」
確信するようになります。

ところが、ここで一つ問題がありました。

実は、
僕の両親はとても現実的な人たちで、

「スピリチュアル」と聞いたら
冷たい目で見られそう…
という
先入観があったんですね。

僕は、この「親にどう思われるか」という恐怖から、

情報発信に
ブレーキをかけてしまうことになります。

まだ残っていた大きな壁──親に言い出せない恐怖

実際、エネルギーワークを始めてからは
経済的にも徐々に安定し、
多くのクライアントに
喜んでもらえるようになりました。

にもかかわらず、僕は1年以上も
親に「スピリチュアルの仕事をしている」と
言えなかったんです。

  • 「親が厳しい顔をするだろうな…」
  • 「また怒られたり失望されたりするかも」
  • 「こんな仕事に理解を示してくれるわけない」

思えば、これこそ
僕の最強の“監視カメラ”でした。

頭の中で常に「親がどう思うか」を気にしている。

自分で起業したはずなのに、
本当の意味では自由になれていませんでした。

“監視カメラ”を外すために僕が実践した5つのステップ

ここで、
僕がメンタルブロックを外すために
実際に行ったステップを
シンプルにまとめます。

もしあなたも
「誰かの監視が怖い」
「とにかく失敗を避けたい」

という思いで動けなくなっているなら、
ぜひ参考にしてください。

1.自分の“監視カメラ”を見極める

まずは、
誰の視線をいちばん気にしているか、
はっきりさせます。

  • 親? 上司? それとも友達?
  • 何があれば「ダメだ」と感じるのか?

頭の中に「この人がいるから怖い」という
具体的なイメージを持つと、

それがただの思い込みなのか、
それとも本当に現実的な脅威なのか
区別しやすくなります。

2.まずは“不安”を肯定する

「こんなに怖がっているなんて自分は弱い…」と
責めるのではなく、

「そりゃ怖いよな」と認めることが大切です。

怖がるのは自然なこと。

そこを否定しないで、
「そう感じる自分がいるんだな」と
受け止めると、

ブロックが少しずつ緩みやすくなります。

3.小さな行動+“許可”の言葉

いきなり大きな決断が難しいなら、
小さなアクションを積み重ねてみましょう。

  • SNSで少しだけ自分の本音を発信する
  • 親や周りの意見を気にせず、
    ちょっと変わった趣味を始めてみる

同時に、
「失敗してもいい」
「どう思われてもOK」
声に出して自分に許可を与えると、
心が軽くなります。

4.もしものときは? を想定する

「もし親や誰かに拒絶されたらどうなる?」と
最悪のケースをイメージしてみてください。

そうすると意外と
「それでも死にはしない」
「何とかなるかも」と
思えるかもしれません。

案外、人はそこで終わりにならないもの。

「最悪のケース」を見据えておくと
覚悟が固まり、行動できるようになります。

5.プロの助けを借りる選択肢

自力だけで外しきれないブロックがあるなら、
遠慮なくプロの力を活用してほしいです。

僕はエネルギーワークで
多くの方のメンタルブロックを
外してきましたが、

一人で悶々と悩むより数倍スピードが速いです。

どうしても無理だと思ったら、
ぜひヒーラーやセラピストを頼ってください。

親への“告白”と想定外の結末──案ずるより産むが易し

これらのステップを踏まえて、
僕は最終的に

「親にどう思われてもいいから、
 本当の仕事を打ち明けよう」

と決意しました。

実際に親と対面で話すときは
手が震えるほど緊張しました。

頭の中で
「バカにされるかも…」
「一生恨まれるかも…」
と散々ネガティブシミュレーションをしていたからです。

しかし、いざ言ってみると、
親の反応は

「ああ、そうなんだ。
家族が幸せなら何でもいいんじゃないの?」

という拍子抜けするほどあっさりしたものでした。

想定外すぎて、一瞬言葉が出ませんでしたが、
後から考えると

「僕が勝手に監視カメラを大きく見積もっていただけ」

だったんですよね。

もちろん、
誰でも同じ結果になるとは限りません。

時には厳しい拒絶に遭う可能性もあるでしょう。

でも、このとき僕は

案ずるより産むが易し

という言葉を深く実感しました。

あなたは何を恐れ、何を望んでいる?

ここで、
あなたに問いかけたいです。

  • あなたの頭の中にある“監視カメラ”は、
    誰が設置したものでしょうか?
  • もしそれを外せたら、
    どんなことをやってみたいですか?
  • 「嫌われるかも」「怒られるかも」
    という恐怖の奥に、
    実は本当の夢や望みが隠れていませんか?

親の期待や周囲の評価を恐れる気持ちは、
誰にでもあるものです。

でも、それにずっと支配されていると、
人生の大切な時間を
“自分以外の何か”のために
使うことになってしまう。

もし

「自分は、自分の人生を生きたい」

という声が
少しでも湧き上がってきたなら、

その声を否定しないであげてください。

自由に生きることで得られるもの

ここまで読んで、

「監視カメラを外すと本当にいいことあるの?」

と疑問に思う方もいるかもしれません。

僕自身、
そして多くの方の例から言えるのは、

「想像していたよりずっと楽だし、
 ずっとワクワクする」

ということ。

  1. 自分の判断基準で行動できる
    誰かに合わせる必要がなくなり、
    「自分は本当はどうしたい?」に集中できる。
  2. 失敗を恐れにくくなる
    失敗するときはするし、そこから学べばいい。
    親や周りの期待に過度に左右されなくなると、
    不思議とリラックスできる。
  3. 新たな挑戦やアイデアが湧く
    ブロックが外れると、
    今まで考えもしなかったアイデアや好奇心が湧き、
    人生に刺激や楽しみが増える。
  4. 結果として周りにも良い影響が及ぶ
    自分が自由に楽しそうに生きていると、
    家族や友人も「そんなに楽しそうなら応援しようかな」と
    ポジティブなエネルギーを感じ取ってくれる。

僕たちが本当に歩きたい人生とは?

改めて思うのは、
僕たちの人生は
「親のため」
「上司のため」
「周りのため」に
あるわけではない、
ということです。

もちろん、
まったく他者を気にせず生きるのは
社会生活上難しい面もありますが、

少なくとも
自分が自分の人生をどう歩むかは、
自分が決めるしかないわけです。

  • 親に怒られたくない
  • ガッカリされたくない
  • 恥ずかしい思いをしたくない

こうした思いは、
人間なら当たり前に持つもの。

だからそれを
ゼロにする必要はありません。

ただ、
「それでも僕は私の人生を歩きたい」と
一歩踏み出す勇気があれば、

案外すんなり“監視カメラ”の存在は
薄れていくかもしれません。

そして、いざ行動してみると、
拍子抜けするくらい周囲は穏やかだったり、
むしろ応援してくれたりするんですよね。

終わりに:あなたも一歩踏み出してみませんか?

長い記事になりましたが、
ここまで読んでくださって
本当にありがとうございます。

最後に、
あなたへのメッセージとして、
改めて問いかけたいことがあります。

あなたは、どんな人生を歩きたいですか?

もし、その答えが
今の暮らしからはほど遠いと思うなら、

それは“監視カメラ”に
囚われているからかもしれません。

でも、いつからでもぶっ壊せるんです。

  • あなたのカメラは“親の期待”ですか?
  • それとも“学校や職場の常識”?
  • あるいは“過去の失敗体験”という名のトラウマ?

どれであれ、
外そうと思ったその瞬間から
変化は始まります。

そして、自力で外しづらいと感じたら、
どうか一人で抱え込まないでください。

僕を含め、
エネルギーワークやヒーリングなど、
あなたをサポートできる人はたくさんいます。

心の枠が外れた先には、
あなたらしい人生が待っています。

僕自身、この道を歩むことで
多くの喜びを見つけました。

借金300万を抱えても
親に言えずにもやもやしたあの頃より、

今のほうが断然生きやすいし、
何より楽しいです。

あなたも、
ぜひその一歩を踏み出してみてください。

「どう思われてもいい」と
決めるのは怖いけれど、
決めてしまえば
案外うまくいったりするものです。

もし、今日のブログが
あなたの心に少しでも光を灯せたなら、
これ以上の幸せはありません。

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