無意識の“ブロック”が心を重くしている?
「なんだか心がモヤモヤする…」
「やりたいことがあるのに、
なかなか踏み出せない」
そんな気持ち、
誰でも一度は感じたことが
あるのではないでしょうか。
実は、僕たちの頭の中には
無意識の“ブロック”が潜んでいて、
それが心や行動の重荷に
なっているかもしれません。
この記事では、
人が陥りやすい「10のブロック」を
わかりやすく解説します。
ちょっと外してみるだけで、
行動しやすくなり、
気持ちまで軽やかになるんです。
僕自身がハマっていたブロック:べきべき主義
僕自身、
ヒーラーとして活動し始めた頃は
「べきべき主義」に
どっぷりハマっていました。
- ヒーラーなんだから完璧に振る舞わなきゃ
- 講座中はミスしないで進めるべき
こんなふうに思い込んでいたら、
ちょっとでも
スケジュールがズレたり
計画が狂ったりすると、
「もう取り返しがつかない…」と
自分を責めまくる日々。
でもあるとき、
あれ…?
いつも『~べき』って言ってるな…
と気づいてから、
少しずつ緩めるように心がけたら、
驚くほどラクになりました。
ポイント
自分がハマっているブロックを
「名前」で認識するだけでも、
思考がほぐれて行動がしやすくなるんです。
10のブロックとその正体
ここからは、
人が無意識に陥りがちな
代表的な“10のブロック”を
解説します。
各ブロックには
- 定義
- 傾向が強くなるとどうなるか
- 具体例
- 対処法
を載せていますので、
「これ、私にも当てはまるかも…?」
と、ぜひチェックしてみてください。
1. 白黒思考
定義 | ・「成功か失敗」「0か100か」といった 両極端で物事を判断しがちな 思考パターン。 ・中間のグレーゾーンや 「まあまあOK」などを認めにくく、 少しのミスで 「すべてがダメ」となりがち。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・自己否定が激化 一度の小さな失敗で 「もう自分なんか…」と自暴自棄に。 ・他人にも厳しくなる 周りの人のちょっとした ミスや欠点を許せず、衝突が増える。 ・完璧主義の罠 100点以外は価値がないと感じ、 行動そのものを避ける場合も。 |
具体例 | 1.ダイエット中に お菓子を少し食べてしまった → 「もう失敗! 意味ない!」と投げやりに。 2.予定どおりに家事やタスクが 進まなかった → 「今日は全然ダメな日だ…」と落ち込む。 3.習い事で合格点に届かなかった → 「100点じゃないなら無価値」とあきらめる。 |
対処法 | グラデーション思考を意識する 成功・失敗ではなく 「70点でもよく頑張った」 「できた部分はどこ?」と視点を広げる。 たとえば数値化して、 「5段階評価で今どのくらい?」と 問うだけでも白黒以外の幅をつかみやすい。 “まぁいいか”エクササイズ 小さなミスや予定変更に対して 「あ、まぁいっか」と唱える習慣をつける。 ゆるやかに自分を許容する。 |
2. 一発レッドカード
定義 | ・1回の成功や失敗を根拠に、 「今後ずっとこうなる」と 結論を急いでしまう思考パターン。 ・「1回うまくいかなかったから 才能がない」 「1度上手くいったから 常に成功する」など、 経験を拡大解釈しがち。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・学習や挑戦の機会を失いやすい 少しの失敗で「やっぱりダメだ」と諦める。 ・過信にも陥りやすい 逆に1度うまくいくと 「自分は何でもできる」と油断し、 継続的な努力を怠りがち。 ・自己肯定感が不安定 成功・失敗の結果次第で自信が揺れ動く。 |
具体例 | 1.英会話でうまく話せなかった → 「才能ない、もうやらない」。 2.料理が上手くできた → 「何でも作れる天才かも!」と油断する。 3.プレゼンで失敗 → 『もう人前で話すのは無理』と逃げる。 |
対処方法 | “回数と継続”を意識した学び 「最低でも10回は試してみる」 「3ヶ月は継続してみる」など、 1度の結果で判断しないルールを作る。 仲間やコーチのフィードバックを活用 第三者に客観的な視点をもらうことで 「一時的な結果で決めない」習慣づけ。 |
3. 即断ラベリング
定義 | 一度の失敗や行動で、 「あの人は不誠実」 「自分はダメ人間」など、 人格全体を決めつける思考パターン。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・人間関係がギクシャク 一度の失礼やミスで 「信用できない人」など、 相手を否定し、修復が困難に。 ・自己否定ループ 自分に対しても 「こんな失敗をするなんて、 僕は全くダメだ」と 大きく落ち込む。 ・視野が狭くなる 他の側面や成長の可能性を 見失いがちになる。 |
具体例 | 1.友人が約束を一度すっぽかす → 「あの人は不誠実だ」と断定。 2.自分がミス → 「やっぱり僕はセンスが ない人間なんだ」と落ち込む。 3.家族が忘れ物 → 「だらしない人だ」と決めつけ、 一切信用しない。 |
対処方法 | 行動と人格を分ける 「あの人は約束をすっぽかした(行動)」と 「不誠実な人(人格の否定)」を区別。 柔軟ラベリングの練習 「今は調子が悪いだけかも」 「たまたま忙しかったのかな」と、 一回の出来事を 「一時的な状況」として捉える。 |
「 即断ラベリング」と 「一発レッドカード」
似てるけど違います。
一発レッドカード
1回の成功/失敗を
「未来の結果すべてが同じになる」
と一般化する。
即断ラベリング
1度の行動やミスを根拠に
「この人は○○な人」と
人格全体をレッテル貼りする。
4. ネガティブ発見隊
定義 | 10の褒め言葉があっても 1つの悪評にばかり目が行くように、 悪い面を優先して 捉えてしまう思考パターン。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・自己肯定感の低下 ポジティブ情報を受け入れられず、 常に「自分はダメ」と感じる。 ・幸福感を感じにくい 良い出来事があっても 否定してしまうので、喜べない。 ・周囲との摩擦 人の褒め言葉を拒絶しがちで、 「せっかく褒めてるのに…」と 相手も戸惑う。 |
具体例 | 1.1日の99%がうまくいっても、 最後の1%の失敗で「今日は最悪…」。 2.「素敵ですね」と言われても 「社交辞令でしょ?」と疑う。 3.周りからの感謝や評価より、 小さな不満が気になって仕方ない。 |
対処方法 | ポジティブ日記 毎日寝る前に 「今日あった良かったこと」を 3つ書く習慣。 否定的情報に偏らないよう、 意識的にプラス面を拾う。 セルフケア&感情のリフレーミング 心が沈むとネガティブ探しが強まる。 呼吸法や瞑想で一旦落ち着き、 「でもこういう面もあったよね」と 再解釈してみる。 スキルセット活用: 「瞑想や呼吸法など セルフケア誘導スキル」 「心理学や脳科学の 知識を生かした対話」で ポジティブ認識をサポート。 |
5. 勝手に脳内通訳
定義 | 相手が言っていないことを 「きっとこう思ってる」と推測し、 事実のように受け取る マインドリーディング。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・誤解・被害妄想が増える 相手の沈黙を悪い方向に解釈し、 対人ストレスが上昇。 ・自己完結してしまい、 コミュニケーション不足 実際に確認せずに 「嫌われた!」などと決め込み、 関係をこじらせる。 ・人間関係の負担 周囲からすると 「そんなふうに思われてるなんて 知らなかった…」と戸惑う。 |
具体例 | 1.LINE既読スルー → 「嫌われた」と確信して落ち込む 2.パートナーが黙っている → 「僕に不満があるに違いない…」 と怒り出す。 3.上司がむっつり → 「自分を評価下げるつもりだ」 とビクビク。 |
対処方法 | 確認コミュニケーション 相手に直接尋ねる習慣 「今、何かあった?」と 事実確認するだけでも改善しやすい。 “ストーリーと事実”を分ける 「○○だから、△△に違いない」と 決めつける前に 「本当にそう言われた?」と自問。 |
6. べきべき主義
定義 | 「~すべき」 「~しなきゃいけない」といった “あるべき姿”を 自分や他人に課す思考パターン。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・完璧主義で自分を追い込みやすい できなかったときの落差が大きく、 強い失望を招く。 ・周囲との衝突 他人にも「こうするべき」と押し付け、 「なんでやらないの?」と不満が募る。 ・楽しみや柔軟性が奪われる やりたいことより、 やる“べき”ことを優先して疲れ果てる。 |
具体例 | 1.「家事は毎日 完璧にこなすべき」と思い、 体調不良でも無理をする。 2.「失敗は絶対許されない」の思い込み → 常にプレッシャーでストレスフル。 3.「親だから 子どもの全てを管理すべき」と考え、 子どもを窮屈にさせる。 |
対処方法 | 優先順位とゆるさの確認 “自分にとって大事なこと”を3つほど決め、 それ以外は 「できたらいいな」ぐらいに緩める。 できなかったことより “できたこと”にフォーカス 1日の終わりに 「今日、やるべきと思ってたことのうち、 何ができた?」と自分を褒める。 |
7. 自責ハンター
定義 | 何でも自分のせいだと考え、 過剰に責任を負ってしまう思考パターン。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・罪悪感と自己否定のループ 些細なことも自分のせいにし、 メンタル疲弊。 ・他者に助けを求めにくい 全部自分が悪いと思うため、 人に相談できず孤立。 ・燃え尽きやすい 責任を一人で抱え、 限界を超えてストレスが蓄積。 |
具体例 | 1.家族が落ち込んでいる → 「僕の言動が原因だ…」と 勝手に思い込み後悔。 2.友人が誘いを断る → 「嫌われたんだ…」と自己嫌悪。 3.職場のミス → 「もっと僕が頑張れなかったせい」と 自分を責め続ける。 |
対処方法 | 役割範囲の明確化 「自分にできること」 「相手の責任」など、 境界線をはっきり意識。 許可を与える 「全部自分が悪いわけじゃない」と 言葉にし、罪悪感の分散を促す。 |
8. 責任スルーパス
定義 | 他責思考。 本来自分にもある責任を 他者や環境のせいにしてしまい、 回避する思考パターン。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・学びや改善が進まない 失敗しても外部要因だけを責め、 改善の意欲がわかない。 ・周囲との信頼関係が低下 いつも言い訳ばかりで、 真剣に取り組む姿勢が感じられない。 ・同じ失敗を繰り返す 原因を外に置くので、 根本的な課題を解決しにくい。 |
具体例 | 1.遅刻常習 → 「電車が遅いし、仕方ない」 で済ませる。 2.ダイエット失敗 → 「僕は遺伝的に 太りやすいから…」と諦める。 3.部屋が片付かない → 「同居人が協力してくれない!」と 怒って終わる。 |
対処方法 | 自己責任の範囲を再定義 「自分でコントロールできる 部分は何か?」を考え、 そこにフォーカス。 他者への感謝を意識 環境や周囲を責めがちなときほど、 「自分の力になってくれている部分」を 探し、感謝を増やす。 |
9. 感情=真実思考
定義 | 不安・悲しみ・怒りなどの “感情の強さ”を、 そのまま“現実の真実”と 信じ込むパターン。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・感情に飲まれる 一時的な落ち込みを 「人生が終わった」と捉えるなど、 誇大解釈。 ・周りの意見が届きにくい 客観的な事実やアドバイスも 「こんなに怖いんだから 失敗するに決まってる」と拒否。 ・視野の狭まり ポジティブな可能性や 第三の選択肢を見失いがち。 |
具体例 | 1.緊張が激しい → 「こんなに怖いんだから 絶対にうまくいかない」。 2.なんとなく悲しい → 「こんなに悲しいってことは 人生もうダメなんだ」。 3.イライラ → 「こんなに怒るんだから 相手が100%悪いはずだ」と判断。 |
対処方法 | 感情と事実を仕分ける 「今、不安を感じている」(感情)と 「実際に失敗が 決定したわけじゃない」(事実)を区別。 呼吸法・瞑想でクールダウン 感情のピークを一旦下げることで、 理性的な判断をしやすくする。 |
10. 先取り悲観モード
定義 | まだ何も起きていないのに、 「どうせうまくいかない」と 未来を悲観して 動けなくなる思考パターン。 |
---|---|
傾向が 強くなると… | ・行動意欲が大幅ダウン 挑戦する前に「無理」と諦め、 何もしない。 ・可能性やチャンスを閉ざす 自分でブレーキをかけ、 新しい体験を得られない。 ・セルフイメージが下がる 常に「自分には力がない」と感じ、 自己評価を下げる。 |
具体例 | 1.新しい趣味 → 「どうせ続かないし…」と 最初から手を出さない。 2.旅行やイベント → 「疲れるだけだからやめよう」と 楽しみを諦める。 3.プロジェクト提案 → 「僕なんか無理だ」と 最初からダメ出し。 |
対処方法 | 小さな一歩を踏み出す習慣 完璧にやろうとせず 「まずは1回体験してみる」 「1日だけやってみる」で壁を低くする。 成功事例の収集 過去にちょっとでも成功した経験、 楽しめた瞬間を思い出して 「意外とやれるかも」と思いなおす。 |
受講生の体験:ネガティブ発見隊を脱したAさん
僕のヒーラー養成講座に来られたAさんは、
当初「ネガティブ発見隊」に
どっぷりハマっていました。
些細な悪い評価や出来事を
大きく捉えてしまい、
「やっぱり私には才能がない」
「何をやってもダメ…」
と、自分を追い詰めていたんです。
変化のプロセス
「これってネガティブ発見隊じゃない?」
と気づき始める
紙に書き出してみると、
「実は9割うまくいってるのに、
1割で台無しにしてる」
と、冷静に分かる
「ダメな部分より“できた部分”を
認めてみるだけで、
周りの見え方が全然違う!」
と驚くほどラクに
Aさんいわく
「最初は全然気づけなかったけど、
ネーミングのおかげで『あ、出た!』と
客観視できるようになった」
とのこと。
ほんの少し
思考パターンを変えるだけでも、
こんなに生きやすくなるんだと
感激していました。
ブロックを外すには?Q&Aコーナー!
- ブロックを外すといいのはわかるけど、続けられません…
-
気付く回数を増やすだけでOK。
大丈夫。完璧にやろうとせずに、
「また出たな~」と気づく回数を
増やすだけでOKです。寝る前に
「今日はどのブロックが出たかな?」と
1分考える習慣をつけると、
自然と客観視しやすくなりますよ。 - この年齢(○○代とか)だともう難しいんじゃ…?
-
実は、年齢はあまり関係ありません。
(この考えは、先取り悲観モードの状態!)
むしろ人生経験が豊富だからこそ、
思考パターンの整理が
スムーズに進む方も多いです。自分にとって不要な“思い込み”は、
何歳からでも外せます。 - 周りの人のブロックが気になる…。どう助ければ?
-
まずは穏やかに伝えてみるくらいがベター。
まずは
「ブロックっていう
考え方もあるんだよ」と
穏やかに伝えてみるくらいが
ちょうどいいです。無理に直そうとしても
相手は抵抗を感じるので、
「もし興味あれば一緒にやってみる?」
くらいのスタンスがベター。
簡単ワーク:ブロック客観視の第一歩
例:「友人から連絡が遅い」
→ 勝手に脳内通訳? 先取り悲観モード?
- 事実
友人が忙しいかもしれない、
たまたまタイミングが合わない - 感情・思い込み
「嫌われたに違いない」
「もう終わりだ…」
→ 「あ、今のは勝手に脳内通訳だ」
などと客観的に宣言
これだけでも思考のクセに気づき、
「なんだ、
そんなに悲観するほどじゃないかも」
と、冷静になりやすいんです。
まとめ:ブロックを外して、自分らしく軽やかな人生へ
- 「10のブロック」は
誰にでも起こりがちな思考パターンです。 - まずは「どれに陥りやすいか?」を知るだけで、
ラクになれる可能性大。 - 名前をつけて客観視し、
少しずつ手放すことで、心が軽くなります。
あなたも、どのブロックにハマりやすいか
チェックしてみませんか?
ちょっと視点を変えるだけで、
毎日が“もっと身軽”になるはずです。
ブロックをもっと知りたい!
「ヒーラー養成講座」で本格的に学ぼう!
「もっと詳しく知りたい」
「自分も周りの人もサポートできるようになりたい」
という方は、
僕が主宰する「ヒーラー養成講座」がおすすめ。
募集と同時に満席になる人気講座です!
ヒーラー養成講座の特徴
- ブロックの外し方やセルフヒーリング法を
体系的に学べる - エネルギーワークを通じて、
心や身体を癒やし、
自分らしい人生を切り開く力を育める - 受講後には
「人生が軽やかになった!」
「こんなに早く変わるなんて」と驚く声が多数
詳しくは≫ヒーラー養成講座の詳細をご確認ください!
城間よりあなたへ
僕たちが日々抱えている“ブロック”は、
気づかないうちに可能性を狭め、
心を重くしています。
でも、名前をつけて認識するだけで、
その重荷はかなり軽くなるはず。
もし
「もっと早く知りたかった!」
と思ったなら、
今がまさに始め時ですよ。
ブロックを外して、
もっと自由に、
もっと自分らしく生きましょう!
僕はこれからも、
あなたが心地よく笑って過ごせるよう
応援しています!