こんにちは、城間大輔です。

前回までの物語では、
僕が今までで最大の変容期を迎え、
2ヶ月もの間、
黒歴史並みの無気力状態が続き
セッションを行うことさえままならなかったこと
僕が大好きだったおじいちゃんの死に
- 感情にはそもそも
良い・悪いがないこと - ネガティブと言われる感情も
感じ切ることが
エネルギー循環のために必要
ということをお伝えしました。
今回の記事も「感情」がテーマになります。
まだ前回の記事をご覧になっていない方は、
今回の記事の理解を深めるために
必ず先に前回・前々回の記事読んでからご覧ください。

今日は、
僕の最大の変容期を
たった1時間で解消した
「尊敬する師匠のひとこと」について
お話しします。

変容期とは、
スピリチュアル的に大きく成長する前に、
一見、ネガティブな症状が現れることです。
僕の最大の変容期では、
2ヶ月もの間、無気力状態が続きました。
あなたは普段、
自分が感じたこと、思ったことを
口にすることがありますか?
感動して胸の底から
湧きあがるものがあったのに、
もしくは、
この人、こうしたらもっと
良くなるのにって思ったのに
「こんなことを言ったら
嫌われるんじゃないか・・・」
「こんなことを考えてたんだって、
馬鹿にされるんじゃないか・・・」
なんて考えてしまい、
結局、言葉にすることができなかった・・・
そしてそこに
モヤモヤや後悔が残る・・・
こんなことはありませんか?
もしもその「モヤモヤ」が、
停滞する水が腐るように
あなたのエネルギーを弱めているとしたら
いかがでしょうか。


今日、お話しすることは
僕もまだ完璧に出来ている訳ではなく、
現在進行形でチャレンジしていることです。
ご縁のあるあなたにも
ぜひ、一緒にチャレンジできればと思い、
師匠とのエピソードと共に
シェアさせていただきます。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
- 安心して感情を表現するためには
人と心から信頼できる関係性を
築くことが大事 - 人生を一気に好転させるのは
人と人との深いかかわり
師匠のひとことからドラマが始まった
「・・・実はだいちゃんが
エネルギー切れでね、」
師匠の言葉に、
僕の心臓が縮みあがりました。
それは、おじいちゃんが亡くなった日の当日。
おじいちゃんが亡くなったのに臨場感が湧かず、
変容期からくる無気力や
生きる気力が湧かないことに
頭を悩まされていたときの出来事でした。
憧れの師匠である
新田祐士さんが主催するセミナーに参加し、
セミナーの最後に、
数人が指名されて
一日のまとめを発表したときのことでした。
まさか、
自分に声がかかるとは思っていませんでした。
なぜならその日は
変容期から抜け出せていなかったこともあり
ほんとうにエネルギーが上がらず、
新田さんから直接指導が受けられることを
あれほど楽しみにしていたはずなのに
何の準備もせずにセミナーに臨んでいたからです。
もちろんセミナー中も
モチベーションが低い状態のままでした。
セミナー時間中に行ったグループワークでも、
同じグループの人は課題が解決して
次の行動が見えていたのに、
僕はモヤモヤした中途半端な状態で
セミナーの最後を迎えていました。


実は、
セミナー中のグループワークのとき、
講師の新田さんから
僕が変容期を抜け出せない理由について
「だいちゃんがエネルギー不足なのは
『死』を思えてないからだよ」
と、指摘されていたんです。
普段はそういった
厳しいことを言う方ではないので、
新田さんの目から見ても
明らかにエネルギーが低い状態だったのでしょう。
あえて厳しく言うことで
僕の気付きを促そうとしてくれたのだと思います。
「『死』に対する臨場感がなく、
今日が最後かもって思えないから、
人とエネルギーの循環が起こせず
エネルギーが湧いてこないんだよ」
ともアドバイスをいただきました。
このままだと『鬼滅の刃』の
不老不死の鬼舞辻無惨の状態。
鬼になるよ。とも。
ですが、その時の僕には
いまいちしっくりこなくて、
新田さんのアドバイスを
受け入れられないまま
グループワークは時間切れで終了。
そんな僕が
セミナーの最後のまとめ時間に
当てられるはずがないと思っていたんです。
こんなに僕のことを想って本音で伝えてくれた人は今までいなかった…
(なんとかやり過ごそう。。。)
講師の新田さんから他の受講生に向けて
僕の状況を説明していただき、
「死を思えていないからエネルギーが湧かない」
と、改めて指摘してもらう間も、
僕が考えていたのは
「どうすればこの場を終わらせることができるか」。
突然、僕にスポットライトが当たったことへの
焦り、戸惑い、
この場から逃げ出したい
傷つくことから逃げたい、
このような感情や思考が
ぐしゃぐしゃに僕の内側をかき混ぜながら、
僕の口からは
当たり障りのない言葉が滑り出しました。
何が「正解」なのか分かりませんでした。
どう答えるのが正しいのか。
混乱する思考のなかで、
そればかりを探していました。
(時間切れになって、早く終わらないかな。。。)
そう願えば願うほど、
時計の針が遅く感じられました。


そんな思考を見透かされたように、
講師の新田さんや、
一緒にセミナーを行った他の講師陣からは
「今のだいちゃんは、
傷つくのが怖くて
感情にフタをしてごまかしてるよ」
「諦めなければ、今、この瞬間から
変わることができるよ!」
「もっとぐしゃぐしゃでいい、
感情を出そうよ!
そのほうがカッコいいよ!」
「今までの人との関りの浅さや
心のブロックを吹き飛ばすように
全力でぶつかってきて!」
などと、
真正面から熱くぶつかってもらったんです。
何度も、何度も。
僕は、
この場から逃げたい!という焦りと合わせて、
驚きのあまりパニックになってしまいました。
なぜなら、
今まで生きてきて、
こんなに大声で、感情をむき出しにして
魂からまるごとぶつかってこられた経験が
なかったからです。
(こんなに僕のことを想って
本音で伝えてきてくれた人は
今までいなかった・・・)
そんな状態の僕でしたが、
講師たちの真剣さに
僕の心は次第に揺さぶられていきました。
講師たちの声が、言葉が、想いが、
強いエネルギーとして
まっすぐに僕にぶつかり、
その強さに共鳴するように
エネルギーが
僕の深い場所から湧いてきたんです。


僕も講師たちの想いに全力で返したい!
魂に火が宿り、
気が付くと僕も椅子から立ち上がり、
全身で、魂からの想いを叫んでいました。
最初はうまく叫べませんでした。
今まで感情を爆発させたことがなかったから、
大声の出し方が分からない。
何度も何度も声を出し直しました。
身体の奥底から魂を震わせるつもりで。
でも、思うように声が出ませんでした。
そうしているうちに、
セミナーを共に受講していて、
僕のことを見守ってくれていた仲間たちが、
立ち上がり、会場でひとつの輪を作るように
みんなで手をつないでくれたんです。
「だいちゃんがんばれ!」
みんなの声援と想いが
僕の背を押してくれて、
気付くと僕は
涙でぐしゃぐしゃになりながら
夢中で叫んでいました。
感情をもっと出して、心を動かして、
仲間ともっと熱く生きたい!
腹の奥から声を振り絞っていました。
そして叫びながら、
自分の内側の殻が割れ、
そこから今まで感じたことのないような
強くて美しいエネルギーが
溢れてくるのを感じました。
あれほどまでに悩んでいた
「変容期の無気力」がウソだったかのように。
そう、
僕の2ヶ月間にわたって
もがき続けた変容期は、
講師の新田さんをはじめとする
仲間との関わりにより、
たった一時間で抜け出せたのでした。
「最後に皆で記念写真を撮ろう!」
誰からともなく声がかかり、
僕が中央に座らせていただき、
講師やほかの受講生と一緒に
集合写真を撮りました。
気付いたらセミナーの終了時間は
大幅に過ぎていたのですが、
僕を含めたみんなが
雨上がりの後のような
サッパリとした顔で笑い合っていました。
この写真の一部(僕が映っている部分)は、
僕のホームページのトップに
記念として掲載しています。
この写真を見るたびに
あの日のことを思い出し、
「仲間と熱く生きていこう・・・!」
と、気持ちを新たにしています。


人生がドラマになるためには?
あなたは普段、
自分が感じたこと、思ったことを
言葉にすることがありますか?
冒頭で僕は、
あなたにこう訊ねました。
恐らくほとんどの人が、
「言葉にするのをためらったことがある。。。」
と答えるでしょう。
もちろん僕も、その一人です。
僕は今まで、
人前で泣いてはいけないとか、
感情をむき出しにしてはいけないと
考えていました。
そんな価値観から、
感情を押し殺して、
いつしか感情が感じにくくなり、
心の動きを素直に表現していくことが
できなくなっていました。
ネガティブな感情は
無理矢理ポジティブに変換したり、
そもそも無かったものとして
無視したりしていました。
ところが
このときのセミナーで
新田さんや他の講師の方から
全力の想いでぶつかってこられて、
一緒にセミナーを受けた仲間から
心から応援され、受け入れてもらえて、
自分も感情を出していいんだ!と
ハラの底から理解して、
魂からの声を叫ぶことができました。
人は、
誰かと心から信頼できる関係性を築くことで、
安心して感情を表現することができるんだと
身をもって学びました。


僕が今、主宰している
ヒーラー養成講座では、
講座の一番最初に
「安心・安全な環境が大事」ということを
お伝えしています。
何を言っても大丈夫、否定されない環境を
みんなで創り上げていくことが
大事なんだということを
みんなで約束しています。
その想いは変容期の前から
変わらず持ち続けていました。
ですが、僕は
講座生の想いを
受け止めることばかりを考えていて、
肝心の、
僕自身の感情や本音を出すことを
無意識に避けていました。
この一件があってから、
ヒーラー養成講座のみんなに
失敗談を話したり、
その時感じていることを伝えたりなど、
以前より本音で向き合えていると思います。
完璧にできているか?というと
まだまだこれからですが、
トライアンドエラーをしながら
丁寧に一人ひとりと向き合うよう
心がけています。
あなたも、僕と一緒に、
できるところからでいいので、
感情を表現したり、
人と本音で向き合うことに
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ、
良い想いを循環させながら
人と本音で向き合うことに
挑戦してみてくださいね。
次回は、
僕が今までで最大の変容期を乗り越えた後、
具体的にどう変わったのか?
エネルギーはどう変化していったのか?
ということをお伝えします。
エネルギーワーク力を高めたい!
波動を強くしたい!
という方は必見の内容です。
次回の配信をぜひ、
楽しみにしていてくださいね。